重要鉱物の未来を支えるレジリエントな鉱山開発
脱炭素社会の実現やデジタル化の進展により、リチウム、ニッケル、コバルト、レアアースなど重要鉱物の需要は今後さらに増加することが見込まれてます。これらの鉱物はEVバッテリーや再生可能エネルギー設備、半導体に不可欠であり、各国は安定供給確保に向け政策を強化しています。ネットゼロ達成の為には、2035年までに生産量を4倍に拡大する必要があり、2040年までに新規鉱山投資は8,000億米ドルに達する見込みです。日本も2030年までにベースメタル自給率80%以上を目指し、米国・豪州との連携を進めています。