GX-ETS の本格稼働に伴うJCM クレジット需要の高まり
2026 年度よりGX-ETS が本格稼働 日本では、2023 年度より排出量取引制度(GX-ETS)が開始した。第1 フェーズである現在は、「自主的な制度」であることが重んじられ、企業が参加するかどうかや目標設定の水準は各社の自主的な判断に委ねられている。一方、2026 年度以降の第2 フェーズでは、排出量取引制度が「本格稼働」するとされており、大企業の参加義務化や個社の削減目標の認証制度の創設について、2025 年1 月からの国会での法案提出に向けて準備が進められている。排出削減に向けた圧力がより高まり、野心的な目標設定やその達成が期待されると想定されるが、設備更新や技術革新のタイムラインの関係上、短期的に排出削減が困難な企業も存在するだろう。そのような企業にとっては、適格カーボンクレジットの活用が有効になる可能性がある。